2009年11月26日
JALの深い闇
先日も書いたJAL問題に関してですが、24日に日本政策投資銀行と最大千億円の融資契約が無事締結されたようです。
当事務所だけでなく一般的な事業再生で取られるスキームは、利益率の高い本業や主力事業に経営資源を集約するため、借入金に対する返済期間の猶予又は借換によるリスケジュール、経費の更なる削減、不採算部門の合理化や統廃合、準主力部門の事業売却、債権放棄が主だった手法です。
早い話、無駄を根こそぎ省き、企業利益を高めて借入金の返済計画を現実的なものに軌道修正を行います。
さて、JALについてはどうでしょうか?
失礼ながら大企業の経営者とは思えぬ倹約ぶりを見せている西松社長だけが、JALの事業再生を真剣に考えておられるように思います。
笛吹けど踊らずとはまさにこのことで、先日OBに対し企業年金減額案の説明会開催をニュースで拝見しましたが厚顔無恥も甚だしい意見すら見受けられました。
杓子定規に考えれば、既に掛け金を納めたOBに対して、一方的に年金減額になりましたという事はけしからんというのは当然一理あります。
しかし現実問題として、国民年金を支払っている現役世代、年金受給世代との格差を考えて、年金は支払わないと主張する方々に通じるものがあります。
誰しも不平不満は大いに結構、ですが、自分の出来る事をまずやってから不平不満を主張されても遅くはないのでしょうか?自分だけ良ければ良いという考えの人だけでは、到底世の中が回りません。
上記JALの件に関しては、予定利率が4%超という現在のデフレ経済ではとても考えられない運用を前提にされており、現役・OB社員はもとよりその家族も含めて国内外の無料航空券が配られているとも聞きます。
先ほど説明した事業再生という考えからは真逆にある現状と言えます。
その状況下にも関わらず、資金ショートするから1千億円超の大型融資が決定されてしまえば、OBに同情するようなような人はJAL関係者以外では皆無です。
公務員がよってたかって税金を食いつぶしているように、民間企業ではとても考えられない現状に、JALなんか早く潰してしまえと思うのは管理人だけではないはずです。
経費は可能な限り削減をしている中小企業の社長さんが、資金ショートを起こしそうだと追加融資を申し込んでも、金融機関プロパーではけんもほろろに断られているのが現状です。
つなぎ融資にも良い融資と悪い融資というのがありまして、JALの内情までは正直分かりませんが、人件費に消えてしまうつなぎ融資は会社の財務体質でいえば赤信号。更に全社一丸となって立て直そうという気概のない体制下における人件費支出に消えてしまうのであれば、全くの無意味です。
西松社長の浪花節なところが、私としてもまだまだJAL再生を応援したいところですが、サラリーマン社長には見られない気骨はより再生意欲に燃える企業へ転籍されて業績回復に貢献をされた方が、JALと心中するよりも社会貢献へと繋がるものと思うのでした。
当事務所だけでなく一般的な事業再生で取られるスキームは、利益率の高い本業や主力事業に経営資源を集約するため、借入金に対する返済期間の猶予又は借換によるリスケジュール、経費の更なる削減、不採算部門の合理化や統廃合、準主力部門の事業売却、債権放棄が主だった手法です。
早い話、無駄を根こそぎ省き、企業利益を高めて借入金の返済計画を現実的なものに軌道修正を行います。
さて、JALについてはどうでしょうか?
失礼ながら大企業の経営者とは思えぬ倹約ぶりを見せている西松社長だけが、JALの事業再生を真剣に考えておられるように思います。
笛吹けど踊らずとはまさにこのことで、先日OBに対し企業年金減額案の説明会開催をニュースで拝見しましたが厚顔無恥も甚だしい意見すら見受けられました。
杓子定規に考えれば、既に掛け金を納めたOBに対して、一方的に年金減額になりましたという事はけしからんというのは当然一理あります。
しかし現実問題として、国民年金を支払っている現役世代、年金受給世代との格差を考えて、年金は支払わないと主張する方々に通じるものがあります。
誰しも不平不満は大いに結構、ですが、自分の出来る事をまずやってから不平不満を主張されても遅くはないのでしょうか?自分だけ良ければ良いという考えの人だけでは、到底世の中が回りません。
上記JALの件に関しては、予定利率が4%超という現在のデフレ経済ではとても考えられない運用を前提にされており、現役・OB社員はもとよりその家族も含めて国内外の無料航空券が配られているとも聞きます。
先ほど説明した事業再生という考えからは真逆にある現状と言えます。
その状況下にも関わらず、資金ショートするから1千億円超の大型融資が決定されてしまえば、OBに同情するようなような人はJAL関係者以外では皆無です。
公務員がよってたかって税金を食いつぶしているように、民間企業ではとても考えられない現状に、JALなんか早く潰してしまえと思うのは管理人だけではないはずです。
経費は可能な限り削減をしている中小企業の社長さんが、資金ショートを起こしそうだと追加融資を申し込んでも、金融機関プロパーではけんもほろろに断られているのが現状です。
つなぎ融資にも良い融資と悪い融資というのがありまして、JALの内情までは正直分かりませんが、人件費に消えてしまうつなぎ融資は会社の財務体質でいえば赤信号。更に全社一丸となって立て直そうという気概のない体制下における人件費支出に消えてしまうのであれば、全くの無意味です。
西松社長の浪花節なところが、私としてもまだまだJAL再生を応援したいところですが、サラリーマン社長には見られない気骨はより再生意欲に燃える企業へ転籍されて業績回復に貢献をされた方が、JALと心中するよりも社会貢献へと繋がるものと思うのでした。